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2026.3.19(木)題詠「油断」・鑑賞「海苔」
投稿日 : 2026/03/13(Fri) 10:08
投稿者 ひさお
参照先
2026.3.19(木)題詠「油断」・鑑賞「海苔」
 
  題詠「油断」
  鑑賞「海苔」
  出題者 さららさん

鑑賞「海苔」
 
 1.独り居の食卓なれば雑になり開封されないふた束の海苔  HA茶

2.とりあへず海苔茶漬け少し掻き込みて小走りしつつ駅へと向かふ ひさお

3.荒磯波(ありそなみ)を足もと手もとに受けながら岩海苔を掻く輪島の女(おみな) ひらら

4.麹屋の隣が海苔屋その横にしほ屋かきこ屋 白日傘ゆく ウプラ

5.舞姿麗しき姉はパーキンソン病に晩年よく食む鉄火の海苔巻き  さらら

6.根魚のフライとちくわの天ぷらときんぴらが付く海苔弁当は  たかし

さららさんの詠草が追加になりました。
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Re: 2026.3.19(木)題詠「油断」・鑑賞「海苔」
投稿日 : 2026/03/20(Fri) 20:59
投稿者 ウプラ
参照先 https://web-takashi.sakura.ne.jp/patio/patio.cgi?read=609amp;ukey=0
1. 独り居の食卓なれば雑になり開封されないふた束の海苔  HA茶
一人だけで生活していると他の人の都合を考えなくても済むので、どうしても身めぐりに余分なものを置いたままになりやすい。「ふた束の海苔」はカットされていない二つ折り大判の海苔らしい。相当大きなものだ。

2. とりあへず海苔茶漬け少し掻き込みて小走りしつつ駅へと向かふ ひさお
[とりあえず]に少しでも何か食べておきたいと、ややあせっている感じがよく出ている。

3.荒磯波(ありそなみ)を足もと手もとに受けながら岩海苔を掻く輪島の女(おみな) ひらら
厳しい自然から恵みを受けて暮らす輪島の女性。たかしさんの評にあるが、やはり「荒磯の波を」とすると、その波とともに暮らす女たちの抒情が調べとして生まれる気がする。

4.麹屋の隣が海苔屋その横にしほ屋かきこ屋 白日傘ゆく ウプラ

5.舞姿麗しき姉はパーキンソン病に晩年よく食む鉄火の海苔巻き  さらら
生前の艶やかな姿や病気のこと、好んだ食べ物などいろいろ思い出して姉上を偲んでいる。「鉄火巻き」は色も音感も元気が出そうです。四句は「よく食む」は「好みし」ですっきりするように思う。

6.根魚のフライとちくわの天ぷらときんぴらが付く海苔弁当は  たかし
「根魚」という名詞を初めて知った。根付魚(ねつきうお)」ともいうらしい。ちまちまときんぴらも入っていて、お値段も手ごろな「海苔弁当」。
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Re: 2026.3.19(木)題詠「油断」・鑑賞「海苔」
投稿日 : 2026/03/20(Fri) 20:46
投稿者 HA茶
参照先
多忙にかまけ油断した先マダニ感染犬を飼うのにぼんやりしていて  HA茶
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Re: 2026.3.19(木)題詠「油断」・鑑賞「海苔」
投稿日 : 2026/03/20(Fri) 20:41
投稿者 HA茶
参照先
1.独り居の食卓なれば雑になり開封されないふた束の海苔  HA茶

2.とりあへず海苔茶漬け少し掻き込みて小走りしつつ駅へと向かふ ひさお

作者の忙しさが見えるようです。情景が良く謳われています。

3.荒磯波(ありそなみ)を足もと手もとに受けながら岩海苔を掻く輪島の女(おみな)  ひらら

荒磯というと歌好きの私は 船村徹さん作曲「佐渡情話」佐渡の荒磯の岩陰に咲くは 鹿の子の百合の花 を思い出します。
岩海苔取り 自然を相手に働く女の力強さが良く謳われています。


4.麹屋の隣が海苔屋その横にしほ屋かきこ屋 白日傘ゆく ウプラ

昭和の時代を見るようです。下町の夏を歩く女性の光景が目に浮かびます。

5.舞姿麗しき姉はパーキンソン病に晩年よく食む鉄火の海苔巻き  さらら

パーキンソン病、今は特効薬の開発できちんと飲めば進行が遅れると聞きましたが 本当のところはよくわかりません。
三浦綾子さんも そうでしたし 病は悲しいことです。鉄火の海苔巻きが美味しくいただけたのは 良い思い出になりましたね。


6.根魚のフライとちくわの天ぷらときんぴらが付く海苔弁当は  たかし


根魚のフライとちくわの天ぷらときんぴらで海苔の掛けてある弁海苔弁当 は 美味しそうです。
海苔弁当を考えついた人はえらいと思います。
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Re: 2026.3.19(木)題詠「油断」・鑑賞「海苔」
投稿日 : 2026/03/20(Fri) 09:50
投稿者 さらら
参照先
石油缶に注入ポンプさしたまま油断のONにリビング浸す   さらら
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Re: 2026.3.19(木)題詠「油断」・鑑賞「海苔」
投稿日 : 2026/03/20(Fri) 07:07
投稿者 たかし
参照先
鑑賞「海苔」
1.独り居の食卓なれば雑になり開封されないふた束の海苔  HA茶
 気分のよく分かる歌。「雑になり」がよく表している。下句のふた束の海苔の具体もいい。

2.とりあへず海苔茶漬け少し掻き込みて小走りしつつ駅へと向かふ ひさお
 時間に間に合わせることを優先するのだが、空腹でもある。そんなときの助けになるのが「海苔茶漬け」。「掻き込みて」、「小走りしつつ」急ぐ気分があふれている。

3.荒磯波(ありそなみ)を足もと手もとに受けながら岩海苔を掻く輪島の女(おみな)  ひらら
 輪島の海女さんが波打ち際の岩に張り付いた岩海苔を採る光景をうまく描写された。荒磯波(ありそなみ)という言葉を使って歌われているが、荒磯に波を手もとに、などとも出来そうだ。

4.麹屋の隣が海苔屋その横にしほ屋かきこ屋 白日傘ゆく ウプラ
 麹屋は(こうじ屋)、海苔屋は海苔屋、しほ屋は(塩屋)か、かきこ屋が分からなかったので調べてみた。牡蠣を焼いたりして食べさせる小屋、浜に近い場所なのだ。いずれもなかなか出会えない専門店ばかり、場所もだが時代を感じさせる。
白日傘ゆく、日傘の女はモネの洋画だが、この歌は大正から昭和初期の、銘仙の着物を着たほっそりした日本女性が立つ。

5.舞姿麗しき姉はパーキンソン病に晩年よく食む鉄火の海苔巻き  さらら
 意味は判る歌だが少しリズム悪い。パーキンソン病に、ここで一旦切る読み方をすると思う。そして晩年はよく鉄火の海苔巻きを食べていたと回想。
 多くのことを言いすぎて詰め込み過ぎた。パーキンソン病は言わねばならないか?
舞姿麗しき姉よ晩年は鉄火巻き好みてよく食べにゆきし

6.根魚のフライとちくわの天ぷらときんぴらが付く海苔弁当は  たかし

昨日は疲れて寝てしまいました。すみません
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Re: 2026.3.19(木)題詠「油断」・鑑賞「海苔」
投稿日 : 2026/03/20(Fri) 06:21
投稿者 たかし
参照先
油断して生きていた日々終了す妻入院して立つ台所  たかし
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Re: 2026.3.19(木)題詠「油断」・鑑賞「海苔」
投稿日 : 2026/03/19(Thu) 22:12
投稿者 ひらら
参照先
1.独り居の食卓なれば雑になり開封されないふた束の海苔  HA茶
独り暮らしの気楽さで、味付海苔の小パックが食卓に置いたままになっているのを「雑になり」と詠まれた。私は夫の入院中もっと雑、野菜や肉やいろいろ食べられるよう、かやくご飯をお結びにして冷凍していた。

2.とりあへず海苔茶漬け少し掻き込みて小走りしつつ駅へと向かふ ひさお
電車の時間に間に合うようよほど急いでられた様子。「お茶漬けを少し掻き込む」。途中お腹痛くなそう。

3.荒磯波(ありそなみ)を足もと手もとに受けながら岩海苔を掻く輪島の女(おみな) ひらら

4.麹屋の隣が海苔屋その横にしほ屋かきこ屋 白日傘ゆく ウプラ
八百屋味噌やなど連なっている通り、幾代も続いてる老舗。物色しながら楽しみながらあるいてるのが白日傘でよく合う。

5.舞姿麗しき姉はパーキンソン病に晩年よく食む鉄火の海苔巻き  さらら
鉄火巻=お姉さま
作者も好物なのです。
6.根魚のフライとちくわの天ぷらときんぴらが付く海苔弁当は たかし
根魚のつく弁当。
今、あまり釣れません。
珍しい素材、何処の町の弁当かしら。
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Re: 2026.3.19(木)題詠「油断」・鑑賞「海苔」
投稿日 : 2026/03/19(Thu) 21:43
投稿者 さらら
参照先
1.独り居の食卓なれば雑になり開封されないふた束の海苔  HA茶
独り暮らしになると 食事の準備も手抜きになり 巻きずしとか 糊をトッピングする料理をしなくなり 二束のノリがいつまでもある。

2.とりあへず海苔茶漬け少し掻き込みて小走りしつつ駅へと向かふ ひさお
普段のり茶漬けは口にしないが 急ぐときの簡単食には重宝で美味しい。駅へと向かう時の腹ごしらえになんと重宝なメュウー。

3.荒磯波(ありそなみ)を足もと手もとに受けながら岩海苔を掻く輪島の女(おみな) ひらら
岩のりを掻く輪島のおみなの 叙景を的確に詠いこむ。佳い歌。

4.麹屋の隣が海苔屋その横にしほ屋かきこ屋 白日傘ゆく ウプラ
老舗のお店がならぶ街道ともに案内されて歩むよう 日よけの日傘をさし色っぽい女性が行く。初夏の商店街の一場面。

5.舞姿麗しき姉はパーキンソン病に晩年よく食む鉄火の海苔巻き  さらら

6.根魚のフライとちくわの天ぷらときんぴらが付く海苔弁当は  たかし
弁当のメニューの再現 豊富な食材に食欲のある健康に感謝している。
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Re: 2026.3.19(木)題詠「油断」・鑑賞「海苔」
投稿日 : 2026/03/19(Thu) 20:32
投稿者 ウプラ
参照先
歌評、明晩になります。
おゆるしをを〜
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Re: 2026.3.19(木)題詠「油断」・鑑賞「海苔」
投稿日 : 2026/03/19(Thu) 19:48
投稿者 ひらら
参照先

わがひとりの油断なりしや理解されなかったことのとどのつまりは ひらら
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Re: 2026.3.19(木)題詠「油断」・鑑賞「海苔」
投稿日 : 2026/03/19(Thu) 18:21
投稿者 ウプラ
参照先 https://web-takashi.sakura.ne.jp/patio/patio.cgi?read=609amp;ukey=0
太つたら油断ちしてすつきりと歌も私もありたきものを
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Re: 2026.3.19(木)題詠「油断」・鑑賞「海苔」
投稿日 : 2026/03/19(Thu) 13:30
投稿者 ひさお
参照先
タンカーがホルムズ海峡通れぬはいつかきた道油断の悪夢 ひさお
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Re: 2026.3.19(木)題詠「油断」・鑑賞「海苔」
投稿日 : 2026/03/19(Thu) 13:27
投稿者 ひさお
参照先
1.独り居の食卓なれば雑になり開封されないふた束の海苔  HA茶
 ビニール袋などに入れられた海苔。作者はあまり好んでいないようで、しばらく開封されない。それが二束ある。旅行のお土産かもしれない。
 「雑になり」の言わんとする意味がよくは分からない。

2.とりあへず海苔茶漬け少し掻き込みて小走りしつつ駅へと向かふ ひさお

3.荒磯波(ありそなみ)を足もと手もとに受けながら岩海苔を掻く輪島の女(おみな) ひらら
 輪島の女性が荒波の押し寄せる磯で岩海苔をとっている情景。
 荒磯波を「ありそなみ」と読ませるなど手慣れた詠み方である。

4.麹屋の隣が海苔屋その横にしほ屋かきこ屋 白日傘ゆく ウプラ
 江戸の商店街を思わせるような商店街だ。
 「麹屋」は発酵食品の専門店か。
 「かきこや屋」は食品専門店の名称であろうと思われる。
 「白日傘ゆく」は商店街を作者が日中に傘をさして歩いている状況。

5.舞姿麗しき姉はパーキンソン病に晩年よく食む鉄火の海苔巻き  さらら
 パーキンソン病を患って亡くなられた姉さんの思い出。
 鉄火の海苔巻きをよく食べておられた。

6.根魚のフライとちくわの天ぷらときんぴらが付く海苔弁当は  たかし
 「根魚」はアイナメ。
 おいしそうな海苔弁当の紹介。
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Re: 2026.3.19(木)題詠「油断」・鑑賞「海苔」
投稿日 : 2026/03/13(Fri) 11:41
投稿者 さらら
参照先
次回のお題  手紙
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Re: 2026.3.19(木)題詠「油断」・鑑賞「海苔」
投稿日 : 2026/03/13(Fri) 11:38
投稿者 さらら
参照先
舞姿麗しき姉はパーキンソン病に晩年よく食む鉄火の海苔巻き  さらら
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